転職を機会に派遣社員になるのはあり?意外に豊富なメリットや注意したいデメリット

転職を機に、正社員から派遣社員に切り替えようと考えるかたは少なくありません。仕事の責任が重すぎて辛い、休みを取ることができずに体力面できつくなった、働いても給料が上がらずにやりがいを感じられないなどいろいろな理由が挙げられますが、正社員でもっといい待遇の職場を見つけられず、精神的な安定感を得たいというかたの中に検討する声が聞かれる傾向です。
まず、派遣社員に転向するメリットして仕事のプレッシャーが大きく、プライベートにも悪影響を及ぼしてしまうほど仕事が中心の生活に耐えられなくなった場合に肩の荷を下ろし、プレッシャーから解放されるというものがあります。成果を出さないといけない、会社の役に立たなくてはならないという立場ではなくなり、請け負った業務をこなすのみになる気楽さが魅力です。そのことで残業時間も圧倒的に減らすことができ、終業してから好きなことができるようになった、睡眠時間がしっかり確保できるようになり健康的な生活が送れると、精神的にも肉体的にも健全になったという声が少なくありません。正社員として働いていてもサービス残業となり、時給換算するとアルバイト以下の給料になるという会社も珍しくない中、効率を考えれば決して悪くはない選択でしょう。また、女性であればライフスタイルの変化に合わせて仕事をしやすいというのも大きな点です。
ただ、メリットだけではありません。派遣社員は不安定な立場で、会社の都合でいつ職を失うかわからないという点は理解しておく必要があるでしょう。もちろん、派遣社員の需要がある限り別の職場に移ることは可能ですが、そのたびに待遇や条件が変化します。また、もちろんボーナスはもらえませんから、総合すると年収は下がってしまう傾向です。休みは取りやすくなりますが収入が減れば生活スタイルの見直しも必要になってくるでしょう。
何よりも、一度派遣社員になると再び正社員に戻るのが難しくなります。覚悟の上でくれぐれも慎重に選択してください。